最近、偏頭痛サプリのなかで話題になっているのがズキラック。多くの成分が含まれているのですが、本当にいいのかは分からないですよね。
そこで今回は、ズキラックに含まれている成分はどんなものなのか、そして安心して口にできるか安全性を調べてみました。

この記事のポイント
■使われている成分で安全性に不安なものはなさそう
とりあえず公式ページを確認したい方はこちらからどうぞ。
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ズキラックに含まれている全ての成分をチェック
1つ1つの成分を確かめる前に、ズキラックに含まれている成分を確かめてみましょう。
【ズキラックに含まれる成分】
・デキストリン
・還元麦芽糖水飴
・フィーバーフュー
・大豆イソフラボン
・シナモン
・チェストベリー(アグニ)
・冬虫夏草
・桂皮
・フランス海岸松樹皮エキス
・酸化マグネシウム
・セルロース
・ビタミンB2
・ステアリン酸Ca
サプリメントは含まれている成分の多い順に表示しなければならないので、このような順番になっています。
この成分のうち、黄色のラインを引いた成分が偏頭痛対策になると言われています。
これらの成分を取ることで体内環境が整えられて、偏頭痛を起こさない体づくりをサポートしてくれます。
ズキラックに含まれていて偏頭痛に効果のある成分
フィーバーフュー


フィーバーフューは夏白菊とも呼ばれていて、主な成分はパルテノライドです。このパルテノライドには3つの働きがあります。
・偏頭痛と関係の深い神経伝達物質セロトニンをサポート
・めぐりをスムーズにする
・偏頭痛が起きたときの神経の炎症対策
フィーバーフューは古代ギリシアの時代から使われてきた歴史のあるハーブ
もともとフィーバーフューは薬用のハーブとして古代ギリシアの時代から炎症や痛みをしずめるために多く使われてきました。
その後、1978年にイギリスの新聞に、ある女性がフィーバーフューを使って偏頭痛対策をしたという記事が載ると、医療関係者からも注目されて研究が進められました。
その結果、フィーバーフューにはパルテノライドが含まれていることが分かり、偏頭痛対策ができることが認められました。
フィーバーフューに含まれているパルテノライドが偏頭痛対策になる
偏頭痛は脳の血管が異常に拡がって、血管のまわりの神経を圧迫して炎症が起きることでズキンズキンと痛みます。
なぜ脳の血管が急に異常に拡がるかというと、神経伝達物質であるセロトニンが不足するからです。
脳はストレスがかかったときに、脳を落ち着かせるためにセロトニンを放出して血管をギュッと縮めます。
しかし、脳内のセロトニンは量が少ないので使い切って不足すると、セロトニンの効果で収縮していた血管が、急に拡がって偏頭痛を引き起こします。
フィーバーフューに含まれているパルテノライドは、セロトニンを分泌する量をサポートして、セロトニン不足を防ぎます。
また、脳の血流が悪くなったときも血管は拡がるのですが、パルテノライドは血流を補助するので、めぐりがスムーズに保たれます。
さらに、血管が拡がったときは神経の炎症対策の働きもあるので、フィーバーフューは偏頭痛を起こさない体づくりをサポートしてくれるだけでなく、偏頭痛が起きたときの強い味方になってくれます。
大豆イソフラボン
偏頭痛の原因の1つにホルモンバランスの乱れがあります。
とくに生理2日前あたりから生理3日目までは女性ホルモンの「エストロゲン」が不足して、偏頭痛持ちの女性のうち60%が偏頭痛が起きるという調査結果があります。
この女性ホルモンの不足をサポートしてくれるのが大豆イソフラボンです。
大豆イソフラボンは体に入るとエストロゲンを補って、ホルモンバランスを維持してくれます。
フランス海岸松樹皮エキス


あまり聞き慣れない成分ですが、欧米では民間治療でよく用いられていて、この40年で本格的に研究が進んだ天然成分です。
フランス海岸松はフランス南西部の大西洋沿岸だけに生育しています。
この地方は1年のうち晴れが多くて強い紫外線にさらされるので、自分を守るために樹皮にたくさんの抗酸化物質を持つようになったと考えられています。
フランス海岸松樹皮エキスの効果
フランス海岸松樹皮エキスに含まれるプロアントシアニジンには強い抗酸化作用があり、その効果はビタミンEの50倍、ビタミンCの20倍という研究結果が出ています。
このプロアントシアニジンに期待できるのが、抗酸化作用による活性酸素対策です。
偏頭痛は脳の血管が拡張して、まわりの神経を圧迫して炎症が拡がることで痛みが起きます。この炎症を起こす正体が活性酸素なのです。
活性酸素はストレスなどで発生すると神経や細胞を傷つけようとしますが、プロアントシアニジンはこれを防いでくれます。
また、めぐりをスムーズにしたり、生理痛や更年期障害などの女性特有の症状をケアする働きがあることも報告されていて、偏頭痛持ちの女性の強い味方になってくれます。
酸化マグネシウム
酸化マグネシウムにはマグネシウムが多く含まれています。
マグネシウムは筋肉と神経の働きを助ける必須ミネラルです。また、細胞膜サポートして、神経の興奮を防ぐ働きもあります。
偏頭痛持ちの人は、血中のマグネシウム濃度が低いことがよくあります。
また、偏頭痛が起きているときに脳内のマグネシウム濃度を計ると、3〜5割の人が通常濃度よりも19%低いというデータもあります。
マグネシウムが足りなくなると血液がスムーズに流れなくなったり、神経が興奮しやすくなり偏頭痛が起きる原因となります。
このような状態をマグネシウムを摂ることで避けることができます。ただし、取りすぎると便がゆるくなる場合もあるようです。
チェストベリー(アグニ)
チェストベリーは地中海沿岸や西アジアに生えていて、ヨーロッパでは昔から女性特有の疾患に使われてきたハーブです。
チェストベリーは、ホルモン分泌の中枢である脳下垂体に働きかけて、女性ホルモンの過剰な分泌や不足を補ってくれます。
こうして女性ホルモンのバランスをサポートしてくれるので、ホルモンバランスの乱れから起きる偏頭痛をケアしてくれます。
桂皮
桂皮は主にトンキンニッケイなどのクスノキ科の木が原料の生薬で、中国では古くから薬物の王様と呼ばれるほど、多数の漢方に配合されています。
桂皮は温めてめぐりを助けたり、内側で停滞しているものを促すはたらきがあります。
シナモン
シナモンは毛細血管に働きをサポートしたり、修復を助けたりするはたらきがあります。このことから、めぐりがスムーズになることも期待できます。
また、昔からスパイスとしても使われており、心をリラックスさせる働きもあります。
冬虫夏草
冬虫夏草には抗酸化作用やめぐりをスムーズにするはたらきがあることが知られています。
ビタミンB2
ビタミンB2は食べたものをエネルギーに変えて、赤血球の生成を助けてくれます。
また、ミトコンドリアに作用して、細胞機能の働きをサポートするので、偏頭痛対策になります。
そのほかの成分も安全性は高い


デキストリン
デキストリンはトウモロコシからできている「デンプン」または「炭水化物」で、特定保健用食品(トクホ)によく使われる難消化性デキストリンとは別物です。
デキストリンは自然な食品素材で安全なものだといえます。
デキストリンは腸内の環境を整える効果があるので、マグネシウムで便がゆるくなりそうなのをケアするために入っていると考えられます。
還元麦芽糖水飴
トウモロコシやじゃがいもの「デンプン」を主原料にして作られている甘味料で、サプリメントに使う場合は粘性やトロミをもたせて固める増粘剤(ぞうねんざい)として使われます。
セルロース
ブドウ糖の一種で多くの野菜にも含まれていて、誰でも口にしたことがあるといえる食品です。
セルロースも還元麦芽糖水飴と同じく、粘性やトロミをもたせて固める増粘剤(ぞうねんざい)として使われます。
ステアリン酸Ca
ステアリン酸カルシウムはステアリン酸とパルミチン酸カルシウムを主成分とする高級脂肪酸のカルシウム塩の混合物で、欧米では1920年代頃から様々な用途で食品に使われています。
日本ではおもに医薬品分野で使用されています。
サプリメントでは乳化剤として、原料で混ざりにくいものを混ぜ合わせるために使われます。
飲んでも体にほとんど吸収されないと考えられていて、毒性試験等の結果からも、安全性を懸念するような影響はなさそうです。
まとめ:偏頭痛サプリ「ズキラック」は安全性が高くて偏頭痛対策ができる
ズキラックに含まれている全ての成分を調べてみました。
含まれている成分を調べた結果、偏頭痛や女性特有の問題で悩む人をケアしてくれる成分が入っていることが分かりました。
とくに生理でホルモンバランスが乱れて起きる偏頭痛タイプの人にとっては、強い味方になってくれるサプリだといえます。
また、そのほかの成分も安全性に不安なものはなさそうで、安心して口に入れることができるといえます。

補足 ズキラックをもっと詳しく知りたい方へ
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実際にズキラックを注文して1ヵ月試してみました。
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天然成分でできているので副作用の心配はほとんどありませんが、注意が必要な人もいるようです。